横浜赤レンガ倉庫で開催中 誕生45周年記念 ねずみくんのチョッキ展

9月27日(日)まで横浜赤レンガ倉庫で開催中の『誕生45周年記念 ねずみくんのチョッキ展 なかえよしを・上野紀子の世界』に行ってきました。

横浜赤レンガ倉庫ねずみくんのチョッキ展

本当は今年の4月下旬~5月上旬のGW期間に、松屋銀座で開催される予定でしたが、コロナで中止。

意気消沈していたところ、何と横浜赤レンガ倉庫では予定通り開催されているではないか!と、ポプラ社さんのTwitterで知り、はるばる横浜までGo!してきました。

以前も月刊MOEのねずみくんのチョッキ特集号を買ったときの記事でも書きましたが、『ねずみくんのチョッキ』シリーズで、一番好きなのは、『ねずみくんとホットケーキ』です。

やはりこの作品は人気の様で、写真が撮れるスポットになっていました。

『ねずみくんとホットケーキ』

原画紹介で一番印象的だったのは、ねずみくんのチョッキの赤は印刷する時に特色DIC番号指定が最初からされていた、ということです。

作品を生み出した、なかえよしをさん、上野紀子さんのこだわりと、ポプラ社さんの丁寧な絵本制作が垣間見れて嬉しかったです。
(特色番号指定をしていないと、印刷する機械や材質によて、赤の色の出方が大幅にぶれる)

 

同行者は、『りんごがたべたいねずみくん』を気に入って、グッズショップでお土産を購入していました。

私が思っていた以上に、一作目の『ねずみくんのチョッキ』しか読んでいない人も多いようで、シンプルな絵と文章なのにこんなに面白いストーリーができる!というのに、大人になってもハマるものなのか、と改めて作品の凄さを実感しました。

 

最後に体のサイズに合わないのに、無理やりねずみくんのチョッキを着ちゃったお友達たちとの撮影スポットもあり、動物たちのシュールな表情が最高です。

誕生45周年記念 ねずみくんのチョッキ展

残念ながら、上野紀子さんが亡くなってしまい、新キャラクターは登場できないですが、過去のイラストに小物を足したり、組み替えることで未だに新作が出ています。

大好きなシリーズなので、是非ずっと後世に残って欲しい作品です。

なかえよしを・上野紀子の世界