没後20年 まるごと馬場のぼる展 描いた つくった 楽しんだ ニャゴ!
練馬区立美術館で開催中の『没後20年 まるごと馬場のぼる展 描いた つくった 楽しんだ ニャゴ!』に行ってきました。
馬場のぼるさんと言えば、絵本「11ぴきのねこ」シリーズが一番有名なので、私も絵本作家さんだとずっと思っていました。
ところが、展示を見て初めて漫画家出身だったことを知りました。手塚治虫漫画にも本人役で登場していたとは驚きです。漫画の吹き出しや絵本のサインは全て丸文字なのに、小学校の習字の字がとてもキレイでそれも印象的でした。
そして、 「11ぴきのねこ」 シリーズは以外にも6作品しかないんですね。これは、子供という読者は厳しいので、内容をよく練ってから作品を世に送り出していたこだわりだそうです。それから、この絵本も特色刷りだそうで、「ねずみくんのチョッキ」シリーズもチョッキの赤がDIC番号指定されていましたが、出版社の絵本創作に懸ける思いを感じます。
シリーズの中でも私は特に「11ぴきのねことあほうどり」が大好きです。
そもそも従業員11匹でコロッケ1品のお店で勝負するって、人件費が合わないでしょう!と、大人になって読んでも思わず突っ込みを入れたくなる11匹のねこたちが愛おしいです。
そして、あほうどりを鶏の丸焼きに…という発想、今の時代だと中々キワドイ表現ですが、私は好きです。
ちなみに、久しぶりに読書会HPのWordPressを更新したら、投稿記事のフォーマットが全く変わっていて、この投稿するにも1時間くらいかかりました…。正直前の方が使いやすかった!
画像の大きさそろえたり、HTMLで書きたいのに一体どうすればHTMLに切り替えられるのか…。
次の読書会開催報告を書くまでに、このフォーマットに慣れる練習が必要ですね…(涙)