【開催報告】第103回ごきげんな読書会
2024年6月30日(日)第103回ごきげんな読書会を開催しました。
今回は荒木飛呂彦先生の『ジョジョの奇妙な冒険』を語る読書会でした📚
直前にキャンセルが複数名出たので、参加者5名(男性3名・女性2名)とコンパクトな人数でしたが、皆様と熱く人間賛歌を語れたことが何より楽しかったです😊
ちょうど一年前の開催した少年漫画読書会でジョジョを紹介されて、今まで変わったポーズ(=ジョジョ立ち)をする人が学生時代によくいたなとか、芸能人でファンを公言している人が多い作品だとは思っていましたが、思っていたストーリーと全く違いビックリしました。
そこから今年の1月まで半年ちょっとかけ、最新の9部までたどり着いたので、満を持しての開催となりました💡
以下、話したトピックス(各部の好きなところ、キャラ、欲しいスタントなど一部抜粋)
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【1部/ファントムブラッド】
・19世紀のイギリスの超階級格差社会の中で、のし上っていくディオのカリスマ性。
・当時のジャンプの雰囲気からして、1巻時点ではバトル展開が始まらないのんびりなストーリーでも打ち切りにならなかった不思議。
・ジョナサンよりも悪役としてのディオの方が魅力的。
・舞台版は改変はあったものの特に馬車からディオが降りてくるシーンの再現度が高く素晴らしかった。
【2部/戦闘潮流】
・ジョセフの性格が良い。少年漫画の主人公なのに逃げる選択肢を取るのが好き。
・みんなジョセフが好きだから、短命なジョースター家の中で生き残って何度も登場しているのでは。
・カーズを宇宙に吹っ飛ばしたシーンを見た時に、ドラゴンボールが強い敵キャラをすぐに宇宙に飛ばす理由がやっと分かった。
・シーザーとの友情が良いが、ナチスドイツ軍と共闘するシーンがあるのでドイツでは出版できないのでは?
【3部/スターダストクルセイダース】
・イギーが好き。性格の悪い登場シーン。スタンドのかっこいい。
・スタンドバトルがメインの部で、自身の顎でペットショップの嘴を嚙み砕いて勝利するのがいい。格闘ゲーム版だとイギーもペットショップも小さくて攻撃が当てづらいという意味で強かった。
・冷静に考えると、イギーはジョースター家と一緒に闘う理由がないのに連れてこられて可哀そう。
・地味に船で出てきたオランウータン(フォーエバー)のスタンド能力が良い。
・3部のみヒロイン不在なのでは?(強いて言うなら途中まで旅していた謎の少女?)
【4部/ダイヤモンドは砕けない】
・しげちーが良い。現実でスタンド使うなら、何でもやってくれるハーヴェストが最強。
・小林玉美のスタンド「ザ・ロック」でお金を稼ぎたい。(主催者の強欲)
・吉良吉影は殺傷能力が高いのに、ヒッソリ暮す奥ゆかしさのような性格が魅力なのでは?
・誰かではなく、4部は全員が協力して最後に勝つ終わり方が良い。
【5部/黄金の風】
・主人公のジョルノ以上に圧倒的な魅力があるブチャラティ。
・ブチャラティはボスからのミッションと仲間をまとめる両方をこなす超優秀な中間管理職。
・5部のポルナレフが残念過ぎるけど、生命力の強さはピカイチ。
・5部は仲間も敵もマフィアで覚悟がガン決まりだからこそ、カッコいいし面白い。
・何でもカビらせるチョコラータのスタンド「グリーン・ディ」を使ってみたい、という声も。
【6部/ストーンオーシャン】
・女性の主人公というのがジャンプの中で当時は前衛的だった。
・徐倫がカッコいい。投獄されてから急成長する姿が魅力的。
・徐倫がスタンド能力に目覚めるのが遅めで、最初は紐?糸?と地味だったのに、面白いと思わせるストーリー展開。
・全作品を通して、完全悪で、自分の主張を押し付けてくる唯一の敵キャラがプッチ神父ではないか。
【7部/スティール・ボール・ラン】
・全体として“贖罪”という大きなテーマを感じる作品。
・話が混合しがちだが、定期的にレースの着順を出したくれるので、頭の整理ができて読み進められる。
・ジョニーが今までの主人公にはないタイプの性格だったのが新しい。
・最初はジョジョシリーズではないスティール・ボール・ランとして始まった物語だった。
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複数の部に“運命は決まっている”にどう対峙して未来を変えていくかというシーンがあるとか、繋がっている物語ならではの見方も出てきましたね‼
8部と9部は読んでいない方が多かったので、サラッとだけお話ししました。
主催者としては8部は結構好きです。
読まれた方も、7部まで込み合っていたスタンド能力が8部はすっきり整頓されているのが読みやすいとのこと。
9部は今のころと、どんな展開になるか読みないですねー。
何と5名の参加者それぞれの好きな部が、1部・3部・5部・6部・7部と割れていて面白かったです。
格闘技ゲーム、スピンオフ作品や、ドラマに舞台まで、皆様関連作品も履修されている方が多く、さすがジョジョだけのための読書会だなーと思いました。
また、どの順番で読み始めたかも重要で、3部以降から読み始めて前の部に戻った方々からすると、1部・2部は知識保管資料的な役割と捉えられているのですね。
つまりは、どの部から読み始めても面白いのが『ジョジョの奇妙な冒険』ということです。
本日ご参加いただいた皆様の予想としては、荒木飛呂彦先生が生きている限りはジョジョの物語も続いていくのではという意見が多かったです。
ガラスの仮面的に作者の頭の中には明確なエンドが描かれているのか、気になるところです‼
今後の開催ですが、通常の自由紹介・テーマフリーの読書会を7月14日(日)と28日(日)に予定しております📅
28日(日)は満席ですが、14日(日)は残り一名様募集中です💡
お申し込みは、以下フォームからお願い致します。
⇒⇒⇒⇒https://gokigenna.com/sample-page/
暫くは通常読書会が続きますが、またアフタヌーンティー読書会の企画もしたいと思います☕
たくさんの本好きな皆様とお会いできるのを楽しみにしています◎