【祝!劇場公開】メアリーの総て

2018年12月15日(土)から劇場公開される映画『メアリーの総て』

映画配給会社のギャガ株式会社さんから、劇場公開のお知らせをいただき、本ブログでも紹介させていただきます。

『メアリーの総て』という作品名を知らずとも、『フランケンシュタイン』は、多くの人がご存知ですよね。

しかしながら、その『フランケンシュタイン』って、物語の根底になるのは何?その物語はどうやって生まれたの?

 

本作は、『フランケンシュタイン』の作者である、メアリー・シェリーの波乱に満ちた反省にスポットを充てた作品です。

物語の舞台は19世紀イギリス。

メアリーは、18歳という若さで、後世にずっと語り継がれる『フランケンシュタイン』という作品を生み出しました。

SF作品の先駆けともいえる作品を、なんと10代の女性が執筆したとは!まずは、そこが驚きですよね。

それでは、彼女は若くして天才女性作家として華々しいデビューを飾ったのでしょうか?

残念ながら、その人生は、穏やかなものではなかった…ということが、予告映像からもうかがえます。

↓↓こちらが映画予告映像↓↓

主人公メアリーを演じるのは、エル・ファニング

映画『アイ・アム・サム』のダコダ・ファニングの幼少期の役のイメージが強いのに、いつの間にこんなに美しい女性になっていたのでしょうか!!

大人になった彼女の演技が気になる!という方も多いのではないでしょうか。

 

それ以上に、誰もが何となく、あらすじは知っている。

けれど、深い解読を試みた人は少ない(英文学科の人を除く)であろう、『フランケンシュタイン』が生まれるまでが気になります。

何を隠そう、主催者自身も『フランケンシュタイン』などのSF作品を小学生の時に一時期ハマって読んでいました。

ところが、ストーリーの細部や、作品が描かれるに至った背景など、そこまで追求したことはありませんでした。(当時は、wikipediaが無かったし…)

そもそも、劇場公開の案内をいただくまで、『フランケンシュタイン』の作者が女性だったことすら忘れいたのですから。(読書好きの癖に!)

著名な作品を映画化するのではなく、その原作者の人生にスポットを充てる。

伝記を探した買うよりも、約2時間の映像でその人生を垣間見れるハードルの低さが、映画のいいところですね。

作者を知ることで、作品を再読した時により楽しめそう。

映画『メアリーの総て』公式サイトはこちら

https://gaga.ne.jp/maryshelley/

★☆★2018年12月15日(土)劇場公開開始★★☆★

 

なお余談ですが、小学生の時にSF小説にハマった主催者は、中学お受験の面接で、最近読んだ本を聞かれ、非常にエグイ内容のエドガー・アラン・ポーの作品を答え、隣にいた母を仰天させました。

SF作品も、物語が描かれた背景まで追ったと、面接で回答できればパーフェクトですね!